2020-11-19 第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
個体Bについては、昨年三月に今帰仁村の漁港で死亡が確認されています。 南西諸島のジュゴンの絶滅が現実味を帯びる極めて深刻な状況にあると思いますが、大臣はその点をどのように認識しておられますか。
個体Bについては、昨年三月に今帰仁村の漁港で死亡が確認されています。 南西諸島のジュゴンの絶滅が現実味を帯びる極めて深刻な状況にあると思いますが、大臣はその点をどのように認識しておられますか。
このうち、個体Cについては二〇一五年六月を最後に、個体Aについては二〇一八年九月を最後に、昨年三月に、個体Bについては今帰仁村の漁港で死亡が確認をされました。 こうしたもとで、国際自然保護連合、IUCNは、昨年十二月に改訂したレッドリストで、日本の南西諸島に生息するジュゴンについて、絶滅の危険度が最も高い深刻な危機にあると評価を引き上げました。
御指摘の個体Bに関しては、確かに死亡が確認をされています。エイの尾の先端が腹部に刺さり、体内に到達をし、死亡が確認をされておりますので、大変残念だと思いますけれども、それが直接工事と関係がするかどうかというのは、私は承知をしていないところでございます。
前も委員会で私指摘しましたけれども、死んでしまった個体Bは、古宇利島と辺戸岬、ここを回遊する軌跡をとっていました。この流れというのは、土砂運搬船と軌を同じくしているわけであります。それから、今確認がされていない個体Aについては、二〇一八年十月十八日から十二月五日に藻場を利用しなくなったと、これは防衛省の方からの調査結果で明らかになっています。
○辰己政府参考人 死亡が確認されたジュゴン、これを我々は個体Bと呼んでおりますが、これまでの確認状況を踏まえると、工事区域から遠く離れた沖縄島の西海岸にある古宇利島沖を主な生息域としていたものと考えています。 今後、今帰仁村が主体となって、関係者立会いのもと解剖が行われる予定と聞いており、引き続きこの死因についても今帰仁村などから情報収集をしていく考えです。
もう今、個体Bが亡くなったというような話もあって、これから本当どうしていくのかということだと思うんですよ。もし本当に絶滅ということになったら、環境省の責任問題だと私思いますし、環境行政の汚点だと、これ後々言われたって仕方がないような話だと思います。
○田村(貴)委員 現実の問題として、真実として、個体Bは死亡した、個体Aと個体Cについては確認されていない。防衛省は、保全の義務を負っているわけですよ。辺野古の新基地建設がジュゴンの生態系に影響を与えない、これは大前提でしょう。そして、いなくなったんでしょう。 このジュゴンは、もとの、Aだったら嘉陽の藻場に戻ってきてほしくないと思っているんですか。いなくなったままでいいと思っているんですか。
死亡が確認をされましたジュゴンの個体Bでございますけれども、これにつきましては、これまでの確認状況を踏まえますと、工事区域から遠く離れた沖縄本島の西海岸にございます古宇利島沖を主な生息域としていたものと考えてございますけれども、今後、今帰仁村が主体となりまして、関係者が立会いのもとで解剖が行われる予定と承知をいたしております。引き続き、今帰仁村などから情報を収集していきたいと考えております。
○田村(貴)委員 そこで、防衛省に質問しますけれども、ジュゴンの個体Bが死んだわけでありますね。沖縄防衛局の第十九回環境監視等委員会では、個体Bについて、委員から、工事の影響を確認する必要が指摘されたと報じられています。 古宇利島の藻場の状態や土砂運搬船の影響についてはどういうふうに認識されていますか。
○照屋委員 大臣、ジュゴン個体Bの死を受けて、辺野古への土砂運搬船との関係や回遊状況の確認など、工事との因果関係を直ちに調べるべきではありませんか。
防衛省は、去る三月十八日に個体Bが死骸で発見されたことに対する説明責任についてどう考えているのでしょうか。留意事項に基づき、少なくとも、個体Bの死因究明、個体A及びCの生息確認調査が完了するまで工事はとめるべきではありませんか。
○政府参考人(鈴木敦夫君) ただいま申し上げましたジュゴン個体Bにおきましては、直近では航空機による調査におきまして本年二月十二日に確認しておりました。それから、個体Aにつきましては平成三十年九月十一日が最後でございます。それから、ジュゴン個体Cにつきましては平成二十七年六月に古宇利島沖で確認されて以降確認されておらないというところでございます。
沖縄本島の西海岸にあります今帰仁村の漁港付近にジュゴンが漂着しているとの情報を受けまして、沖縄防衛局におきまして確認を行ったところ、このジュゴンの特徴がこれまでの調査で確認してきた、私ども言うところのジュゴン個体Bの特徴と一致していることから、このジュゴンが個体Bであると考えてございます。
なお、科学的根拠につきまして確たることを申し上げることも困難でございますけれども、ジュゴンの個体Cの親離れにつきましては、二十九年の七月に行われました第八回の環境監視等委員会におきまして、委員会の委員から、ジュゴンは生まれて親と一緒にいる期間は一年であること、古宇利で母親である個体Bと一緒に見付かる時期もあったが、その後、個体Cは嘉陽沖でも見られているので、この時期には親離れをしているということ、そうすると